防水のiPhone7でも簡単に水没します。水没修理の半数が防水仕様のiPhone7!
iPhoneの防水仕様に過信しすぎ!?水没修理はiPhone7がダントツ!
iPhone7 は、防水だから濡らしても大丈夫と思っていませんか?
当店の水没修理の依頼は約半数がなんとiPhone7!
防水タイプなのになぜ?と思うかもしれませんがこれが現実なのです。
今回は、iPhone7以降の防水タイプがどうして水没修理が多いのかをご紹介します。
iPhone7は完全防水ではない!
「防水」=「完全防水」
というイメージを持っていませんか?
iPhone7の発売時、防水機能が非常に高い製品かのようにメディアに取り上げられたり、youtubeなどの動画サイトでiPhone7をお風呂に沈めて使用したり、洗面台で水洗いしたり、プールや海で水中撮影したりという動画が多数アップロードされていたのを見て大丈夫なんだと思った人や、それを聞いた人たちが誤った認識してしまいiPhoneが汚れると水洗いしたり、お風呂で長時間利用したりする方が少なくありませんでした。
Apple公式サイトでも以下の行為を控えるよう伝えてます。
水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。
- iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
- iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
- iPhone をサウナやスチームルームで使う
- iPhone を意図的に水没させる
- 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
- iPhone を落とすなど、衝撃を与える
- iPhone を分解する (ネジを外すなど)
引用元:Apple
防水(耐水)といっても、実際にはそれほどの性能ではないので簡単に水没してしまいます。。。
iPhone7 は防水ではなく耐水!?
ご存じの方も多いと思いますが、iPhoneは「防水」ではなく「耐水」としています。
Apple公式サイトでも「防水」とは一切表記されていないのです。
iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について
iPhone の防沫・耐水・防塵性能について説明します。また、iPhone を誤って濡らしてしまった場合の対処法もご案内します。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。実験室の管理された条件下でテストを実施済みです。
iPhone XS および iPhone XS Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus は IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、ソーダ、ビール、コーヒー、紅茶、ジュースなど、一般的な飲み物を誤ってこぼしてしまっても耐性があります。液体をこぼしてしまったら、その部分を水道水ですすいでから、iPhone を拭いて乾かしてください。
引用元:Apple
防水と耐水は各々意味はありますが、実は比較するものではないのです。
「防水」にはいくつかレベル分けされており、IPXの保護等級の強い順に「水中形」「防浸形」「耐水形」「防噴流形」「防まつ形」「防雨形」「防滴II形」「防滴I形」とあります。
iPhone7は、IP67等級(深さ1mまで、最長30分間)なので、「耐水形」まで対応という事になります。
つまり「耐水」とは、「防水」の中の等級のひとつという事で、どっちが強いとか比べるものではないのです。
iPhone7の水没修理が増えてきた理由
最大の理由は、防水性能の劣化です。
防水といえば、ゴムパッキンを思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
iPhone7では防水の役割を果たしているのが、
スピーカやマイクなどを水から守る細かいメッシュ(シール)や、SIMトレイのゴムパッキン、そしてフレームとフロントパネル(画面)の隙間は粘着シールになります。
iPhone7 防水シール
薄く細い防水シールは、使用による経年劣化で防水の役割を果たさなくなります。
日々の使用で、本体が発する熱、侵入するホコリの付着、手汗などで丁寧に扱っていても劣化が進みます。
また落下等の衝撃や、ズボンの尻ポケットにいれての行動は、本体フレームが歪み防水性能が失われます。
最近多いのが、お風呂で画面が映らなくなって夜間持ち込まれるケース。
Apple公式サイトでも「推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる」行為は控えるよう伝えており、まさに高温多湿のお風呂をさしてますよね。
お風呂で音楽聴いたり、動画見たりしているiPhone7は、内部が湿気で腐食している可能性があり、突然画面が映らなくなったり、基盤が損傷してデータを消失してしまう場合もありますので、バックアップだけはしっかりとっておきましょう。
iPhone7は、2016年に秋に発売されもうすぐ丸3年になります。
購入され1年以上経過しているiPhone7は使用環境にもよりますが、防水性能が低下してると考え、水廻りの近くで使用するのを極力控えるのをおススメします。
もし水没したら・・・
水没した時に最低限すべきことは、
・電源を落とす
・充電は絶対にしない
・振らない
一分一秒でも早く信頼できる修理店に持込みましょう。
修理店の選び方を誤ると復旧できるのもできなくなる場合があります。
修理店の選び方は「iPhoneの水没は時間との勝負!応急対応と修理方法」を参考に。
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