iPhoneXのディスプレイが今にも外れそうな状態で緊急来店！！
iPhoneXのディスプレイが今にも外れそうな状態で緊急来店！！
落下の衝撃で画面（ディスプレイ）が浮いてしまい、修理でご来店。
落下の衝撃で画面が外れかかってしまったとのことでしたが、実際は「バッテリーの膨張」によって内部からの圧力に耐えられずディスプレイを押し上げている状態でした。
同時に、ディスプレイにも不具合が発生し、緑色の縦線がでておりました。（グリーンラインオブデスといわれている症状）
近々、機種変更も検討しているという事で今回はバッテリーの交換のみ対応させていただきました。
お持ちいただいたiPhoneXのディスプレイを外した状態
バッテリーはパンパンに膨れ上がってます。
防水防塵シール（フレーム縁にある黒い部分）もディスプレイが浮いた状態でシール部分にホコリが付着しており、内部にもホコリが侵入していることがわかります。水分が侵入していたら電源が入らないなど大きなトラブルを起こしていたかもしれません。
状態によってはディスプレイが表示されなくなったり、内部基盤にダメージを与えてしまう事もあります。バッテリーの膨張に気づいたら早目の交換をお勧めします！
今回、ばてりー交換にかかった作業時間は20分ほどでした。
iPhoneに使用されているリチウムイオンバッテリーは高性能である反面、ガスを発生し膨張してしまう事があります。膨張するスピードも数時間で画面が外れるほど膨らむのもあれば、じわじわと膨らみ続けることもありますので、定期的に外観をチェックしてあげましょう！
バッテリーの膨張原因は？
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンが使用されております。
このリチウムイオンバッテリーは、一般的に経年劣化によって電解質の酸化が起こり発生したガスが膨張の原因といわれてますが、実際にはiPhoneを購入して数か月でバッテリーが膨張し、ディスプレイが浮いてしまったケースもあります。（海外では新品購入時にすでに膨張していたという情報もあります）実際は経年劣化だけではなく下記のような事でも膨張するといわれております。
・純正品及び認定品（MFI)以外の充電器による充電
・充電しながらの使用（過充電・過放電）
・長時間の使用
・落下等による衝撃や尻ポケットによるフレーム変形
・水濡れ（結露）
・高温下での放置
等々
膨張の原因は様々で、防ぐのは正直難しいかもしれませんが、定期的にiPhoneをチェックしひどくなる前に対応できる準備だけはしておきましょう！
シールド岡崎店をご利用いただきありがとうございました！
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