iPhoneバッテリー交換のタイミングと正規・非正規修理店の違いを徹底解説!

スマホを持つ女性

iPhoneバッテリー交換タイミングと正規・非正規修理店の違いを徹底解説!

スマートフォンは今や生活のインフラ。その中でもiPhoneは多くの人が使っている定番のスマホです。しかし、長年使い続けるとどうしても避けられないのがバッテリーの劣化。バッテリーが劣化すると、充電の持ちが悪くなるだけでなく、安全面や将来的な買取り・下取り価格にも影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、iPhoneバッテリー交換の適切なタイミング正規店と非正規店の違い膨張リスクの実態、さらに非正規修理後の査定価格や売却時の影響まで、専門的かつ分かりやすく解説します。


バッテリー交換のタイミングはいつが適切?

iPhoneには「バッテリーの状態」という項目があり、そこから最大容量ピークパフォーマンス性能を確認できます。最大容量が80%を切ると、「バッテリーが著しく劣化しています」という表示が出る場合があり、この状態になったらバッテリー交換の検討を始めるべきサインです。

iPhoneバッテリー劣化

以下のような症状が出ている場合も要注意です:

  • フル充電しても半日しかもたない

  • 短時間で満充電になる
  • 突然電源が落ちる

  • 本体が熱くなりやすい

  • 画面がわずかに浮いている

これらはバッテリーの劣化、または膨張によるもので、放置することでさらなる故障や発火のリスクも高まります。


正規店と非正規店:バッテリー交換のメリット・デメリット

バッテリー交換を依頼する際、選択肢は大きく分けてApple正規サービスプロバイダ(Apple Storeやカメラのキタムラなど)と、非正規の修理業者(スマホ修理専門店など)に分かれます。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

正規店(Apple公式修理)

メリット

  • 純正パーツの使用

  • 修理後もAppleの保証が継続する(条件による)

  • デバイスの精密診断も可能

デメリット

  • 予約が取りづらい

  • 修理費用が高め(バッテリー交換:1万円~1.5万円前後)

  • 修理完了までに日数がかかる場合がある

非正規修理店

メリット

  • 即日対応が可能(最短20分〜)

  • 費用が安い(5,000〜8,000円程度が相場)

  • 地方都市でも店舗数が多く、アクセスしやすい

デメリット

  • 互換バッテリー(純正品ではない)

  • 非正規修理が原因でAppleの保証が受けられなくなる

  • 店舗によって技術力にバラつきがある


バッテリーが劣化したまま使用を続けるとどうなるのか?

バッテリーの劣化を放置すると、端末全体にさまざまな影響を及ぼします。

  • バッテリー膨張:ガスが内部に溜まり、バッテリーが風船のように膨らむ現象。これにより画面が押し上げられて浮いてくることもあります。

  • 液晶破損:膨張が進むと、液晶が割れる、またはタッチ操作に異常が出るリスクが高まります。

  • データ消失:急なシャットダウンや再起動の頻発によって、重要なデータが消失する可能性も。

  • 発火・発煙リスク:まれにですが、膨張したバッテリーが発火する事故も報告されています。


非正規修理後の下取り・買取及び端末返却への影響

最近では中古スマホ市場が拡大しており、iPhoneも高額での買取が行われるケースが増えています。しかし、非正規修理を行った端末は、下取り・買取価格に影響することが多いです。

また、キャリアへ返却する契約(スマホお返しプログラムや新トクするサポートなどの残価設定型プログラム)においては2年後に返却する場合、返却不可もしくは追加で出費が必要になる場合があります。

  • Apple公式の下取りサービスでは、非正規修理端末は下取り対象外となる場合があります。

  • 買取業者の多くは、非正規店で修理歴がある場合買取不可、又は減額査定が行われます。


バッテリー膨張の原因とその対処法

バッテリー膨張は主に化学反応によるガスの発生が原因です。原因として以下が考えられます:

  • 高温状態での使用(夏場の車内など)

  • 充電しながらの長時間使用

  • 粗悪な充電ケーブルの使用

  • 過充電状態の放置

  • 落下など大きな衝撃

対処法:

  • 画面が浮いてきたらすぐに使用を中止し、修理店に相談

  • 発火の恐れがあるため、押さえつけたりしない

  • バックアップをとり、なるべく早く修理・交換を検討


まとめ:定期的な点検と早めの対応がiPhoneを長持ちさせる

iPhoneのバッテリーは消耗品です。最大容量80%以下、あるいは体感でバッテリー持ちが悪くなってきたと感じたら、「修理か買い替えか」ではなく「バッテリー交換で延命」を検討することが賢い選択です。

修理店の選び方はそれぞれメリット・デメリットがありますが、自分の利用目的(保証重視、コスト重視、即日対応希望など)に応じて選びましょう。

中古で購入され修理歴がわからないものや、長年ご利用されてるものや一度修理されてるもの(非正規店)、落下などにより外傷が大きい場合など正規店に依頼する場合、修理不可であったり本体交換が必要な場合もありますので非正規店の方がおすすめかもしれません。一方、分割(割賦)で購入され2年後返却予定の場合は非正規店で修理を行いますと、返却不可の可能性が高いため正規店で修理する事をおススメします。

 


この記事が、バッテリー交換を考えているすべてのiPhoneユーザーの参考になれば幸いです。

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